パターン:パターンレーベル フェイバリットショルダー(Sサイズ)友人が娘にプレゼントしてくれたショルダーバッグが、使い過ぎとビニールの劣化でぼろぼろになり、残念ながら使えなくなってしまいました。代わりのものを探してみたけれどいまひとつ気に入ったものが見つからず、もしかしたらバッグも作れるのではないか! と無謀なことを考えたのが制作のきっかけです。
生地:コッカファブリック FOLK MODERNシリーズ(チューリップ) 購入店 服地・布地のマツケ、赤の11号キャンバス、裏地 シーチング
タグ:Pres-de
恥ずかしながら、こんなに本格的なバッグを作ったのは初めてでして。だいたいマチ付きすらミシンで縫ったことないです。やっぱり無謀です。
そんなバッグ制作の超初心者ですから、裁断からしてドキドキです。当たり前ですが、パーツは多くて細かい上に直線ばかりだし、服より大変に思えました。
実際に使う生地は少なくて、表地と裏地それぞれ60cm(110cm巾)もあればできます。ハーフリネンのキャンバスと綿の無地キャンバスを使いました。最初表地はプリントのハーフリネンで全部つくってしまおうと思っていたのですが、なんだかしつこい…。ボディとストラップを無地にし、プリントはポイント遣いに留めたところ、なかなかかわいく仕上がったのではないかと思います。外ポケットは無地でもよかったかもしれません。派手派手なので。
タグはPres-deさんオリジナルの、てんとう虫のタグ。チューリップに合っているかなと思いつけてみました。仕様書ではマチのかぶせ布の上につけるようになっていますが、同系色で目立たなくなるので無地の上に移動。
←てんとう虫のタグがいっそう子供らしい…
バッグを作ったことがないといっても、これが扱い慣れている薄い生地ならまだ良いのですが…。今回使ったのは主に11号キャンバスで、アイロンで三つ折り処理している時点で「こんな分厚いの縫えるのだろうか??」と思ってしまったほど。ステッチに30番の太い糸を使うのも初めてだし、まともに縫えたら御の字と言ったところでしょうか。試し縫いをしたら思ったより楽に縫えてモチベーション上がりましたが、糸調節はやはり難しかったです。縫い始めたら、わかりやすいパターンのおかげで超初心者な私でもそれらしい感じになってきました。パーツがひとつひとつ組み合わさって形になるのが楽しくて、まとまった時間が欲しいなと思いました(いつも娘の相手をしながらの細切れ作業)。
服と同じく、2Dの布が3Dになっていくのは面白いものです。早く形にしたくてどんどん縫い進めたいところ、突然の壁が…。未体験ゾーン「スナップつけ」! でも打ち具を使うのは初めてではないのでとりあえずベランダのコンクリートの上でガンガンとやりました。ちょっと曲がったけれどなんとか成功です…ふう。
小さいバッグなので色々縫いにくいところもありました。本体にマチをつけるところが難しいです…で、裏地も同じようにマチをつけるのですが、こちらは生地が薄いのでまだ楽でした。手順を無視して裏地から縫えばコツをつかめてよかったのかな。
裏地の選択は結構迷って、補色のグリーンを選びました…これが見事にクリスマスカラー。まだ早いよ! ふたを開けなければそこまでクリスマスっぽくはないので良いのですけど…。外ポケットの内側につける細長い布だけは、グリーンだと目立つので赤に変えてみました。
ストラップの長さは型紙のままです。娘にかけて長さを見たところちょうど良いように見えたのですが、仕上がってみるとなんだか長い(涙)。今から長さ調節はできないので、調節カンを挟んで縫い付ける応急処置をする予定です。次は長さ調節ができるようにしよう。
←裏地が濃いグリーンのおかげで、意図せずクリスマス風に
娘の反応は制作中からすごくて、まだ裏地のついていないバッグを持ち去ってぬいぐるみを入れたり、出来上がったばかりなのに肩にかけて家中走り回ったりと、たいそう気に入っているようです。これはもう出来を無視して成功と言えましょう。そして私の母に見せたところ、「軽くて大きさもちょうどいいから私にも作って」と言われてしまいました。頼まれたからにはやるしかないのか…。
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